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北前船 利益すごい!! 高岡・伏木小 地元の歴史学ぶ

望楼から見える眺めを楽しむ児童=高岡市伏木古国府で

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 高岡市伏木小学校の五年生四十七人は十日、校区にある市伏木北前船資料館などを見学し、日本遺産「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間〜北前船寄港地・船主集落〜」に認定されている地元の港の歴史や北前船について学んだ。

 資料館は回船問屋だった旧秋元家住宅。自船の出入りを見張る望楼が屋根に残り、児童は伏木の町並みや富山湾を眺めた。初めて望楼に上った倉持舜君(11)は「畳の狭い部屋だったけど、海と町がよく見えた」と話した。

 資料館の解説員で伏木観光推進センター職員の向敬至さん(67)が、江戸から明治期に盛んだった北前船の運航経路や北海道から運んでいた昆布や米といった荷物などを解説。児童は、運ばれてきたニシンを肥料にするため煮詰めた大鍋や造船の安全祈願で神社に納めた絵馬なども見て回った。

 学校に戻ってから班ごとに壁新聞も作成。山崎星良さん(11)は「北前船が一往復で今の一億円くらいもうけていたと聞いてびっくりした」、岡田玲那さん(11)は「壁新聞に北前船が伏木や全国の役に立っていたことを書きたい」と話した。

 向さんは「地元のこどもたちに伏木が北前船で栄えたことを伝えたい。小学生に学んでもらえたことは良かった」と振り返った。この取り組みは日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環で、富山テレビ放送が運営する北前船交流拡大機構が主催した。 (武田寛史)

 

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