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射水のもみ殻肥料化施設 注目 米・州事務所代表が見学

焼却施設を見学するニール・ジャンセン代表(左)=射水市沖塚原で

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「ビジネス 懸け橋に」

 射水市やJAいみず野が全国に先駆けて同市沖塚原で整備したもみ殻を肥料化する施設を見学するため、米国アーカンソー州政府日本事務所(東京都)のニール・ジャンセン代表(35)が十二日、同市を訪れた。(武田寛史)

 ジャンセン代表は、もみ殻を五〇〇〜六〇〇度で焼き、シリカ(ケイ素)を結晶化させずに肥料に適した燃焼灰にする燃焼炉、焼却時に発生する熱を隣接する農業用ハウスの室温調整に使う装置などを見学した。

 施設は、市が二〇〇八年に着手したバイオマスタウン構想の一環。市とJAいみず野などでつくるプロジェクトチームが実用化した。総事業費は約一億九千万円。燃焼装置を製作したメーカーとのつながりから、施設の情報を入手したジャンセン代表が視察を希望した。

 見学前に市役所を訪ねたジャンセン代表は夏野元志市長と施設について話した。夏野市長が「地元の稲のもみ殻を肥料化して活用するモデル。化粧品などへの活用も期待できる」とPRした。

 ジャンセン代表は、アーカンソー州が米の生産量が全米一位で、バイオサイエンスに力を入れていることを紹介。「アーカンソー州ではもみ殻は燃やして廃棄している。高純度のシリカは需要がある。ビジネスの懸け橋としてプロジェクトを支援したい」と話した。この日、見学した内容はアーカンソー州政府に報告するという。 

 

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