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核ごみ処分場説明会 紛糾 富山 適地解説に批判相次ぐ

否定的な意見が相次いだ住民説明会=富山市赤江町で

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 高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場を巡り、原子力発電環境整備機構(NUMO)と経済産業省による県内向けの住民説明会が十日、富山市赤江町の県中小企業研修センターであり、十四人が参加した。参加者からは批判が相次いだ。

 経済産業省が昨年作成し、最終処分場の候補地となり得る場所に適しているかを示した「科学的特性マップ」を基に運営側が説明。「マップだけで処分の場所を決めるわけではない」と強調しつつ、県内では活断層がある県境などは地層処分の場所として好ましくないが、一部を除く海岸沿いは「輸送面でも好ましい地域」との解説があった。

 質疑応答では、安全性を疑問視する参加者が「富山県の地層や地下水の具体的な調査をしていないのに、科学的根拠があると言われても信用できない」と運営側に詰め寄る場面もあり、会は紛糾。運営側が掲げる「対話型説明会」とは程遠い結果となった。

 説明会は、機構から運営を委託された会社が学生らを動員した問題が発覚し、一時中断していた。「対話型」と銘打って再開し、各地で順次開催している。 (柘原由紀)

 

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