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富山

鮮明な画面撮影 現場で 捜査用機器開発で文科相表彰

スマートフォン画面専用撮影台(手前)を考案し、表彰を受けた竹内麻依子巡査=県警本部で

写真

富山南署・竹内巡査

 富山南署刑事課鑑識係の竹内麻依子巡査(24)が、スマートフォンの画面を写すための撮影台を考案し、科学技術の研究開発などで優れた成果を収めた人をたたえる「文部科学大臣表彰創意工夫功労者賞」を受賞した。県警が同賞を受賞するのは十年ぶり。

 撮影台はコの字形で、縦二十センチ、横二十五センチ、高さ十七センチ、重さ一・四キロ。光が差し込むことを防ぐため、上部と背部に黒紙を貼ったアクリル板を配置した。上部の穴から撮影すれば、鮮明でゆがみのない写真を撮ることができる。ガラケーでも使用できる。

 機器を用いなければ、画面に光や撮影者の影が入るなど、鮮明に写すことが困難だったが、従来の機器は、重さが九・五キロもあり、持ち出しは難しいため、携帯電話を一度預かる必要があった。考案した撮影台は、組み立て式で持ち運びができる。

 昨年三月、鑑識係となった竹内巡査は捜査員から画面撮影の悩みを聞いた。「誰でも簡単にできるように、何とかできないか」と仕事の合間や休日を使って昨年六月に完成させた。現在撮影台は、主に富山南署で捜査に活用されている。

 県警本部で十六日、伝達式があり、竹内巡査が山田知裕本部長から表彰状を受け取った。竹内巡査は「選ばれるとは思っておらず、とても驚いた。捜査に使ってもらいたい」と話した。 

  (酒井翔平)

 

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