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全線開通も荒天で足止め アルペンルート「雪の大谷ウォーク」中止

立山黒部アルペンルートは悪天候で一部が運休し、ツアーの添乗員から説明を受ける観光客=立山町の立山駅で

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 富山、長野県境の北アルプスを貫く山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」が十五日、冬季閉鎖を終え、全線開通した。しかし、雪や強風の影響で立山高原バス美女平(立山町)−室堂(同)間が終日運休。呼び物の「雪の大谷ウォーク」も中止された。

 美女平行きのケーブルカーが発着する立山駅(同)では午前七時ごろ、運休を館内放送で伝えた。改札前に集まっていた観光客は失望した表情を浮かべ、係員に詳細を尋ねたり、室堂の様子が映るモニターを見つめたりして、仲間と今後の旅程を話し合っていた。

 路線を運営する立山黒部貫光によると、全線開通初日の終日運休は過去二十年間で一度もない。見角要(みかどかなめ)常務は「大変多くの団体予約を頂いていた。運休は残念だが、安全を考えると、やむを得ない」と話した。

 香港から夫婦で訪れたゴ・ビンシーさん(26)は「雪の大谷で写真を撮りたかった。がっかり」と落胆。愛知県知多市からグループで来た主婦江崎万里子さん(57)も「雪の大谷を見たかったから残念。でも、富山にまた来る理由ができた」と前向きに受け止めた。

 アルペンルートは、立山−扇沢(長野県大町市)間の三七・二キロを、ケーブルカーやバス、ロープウエーで結ぶ路線。今季の営業は十一月三十日まで。雪の大谷ウォークは六月二十二日まで。雪の壁の高さは、十四日時点で例年並みの十七メートルという。

(山本真士)

 

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