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平成の歌人「願」を詠む 婦中 「曲水の宴」平安期再現

歌をしたためる歌人たち=富山市婦中町長沢の各願寺で

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 平安時代の宮中遊びを再現する「ふちゅう曲水の宴(えん)」が十五日、富山市婦中町長沢の各願寺であった。伝統装束に身を包んだ歌人たちが和歌を詠み、来場者はみやびな雰囲気を楽しんだ。

 曲がりくねった小川を流れる杯が、自分の前を通り過ぎるまでに和歌を完成させる遊び。今回は悪天候のため、屋内での実施となった。

 十二単(じゅうにひとえ)や衣冠といった装束を着た地元の中学生や社会人七人が、お題の「願」に沿って和歌をしたためた。和歌が詠み上げられると、会場から拍手が湧いた。初めて歌人を務めた同市城山中三年の能沢哲也さんは「伝統的な衣装を着られてうれしかった。自分の歌を披露するのは少し緊張した」と照れくさそうに話した。

 各願寺では、平安時代と江戸時代に曲水の宴が催されていたと記録が残っている。催しは地域おこしの一つとして、住民らでつくる実行委が毎年開催している。 (酒井翔平)

 

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