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いみずサクラマス「身しっかり」初出荷 純射水市産

出荷が始まった純射水市産の「いみずサクラマス」=射水市海王町で

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 採卵から成魚になるまでを射水市内で完結させた養殖魚「いみずサクラマス」の出荷が九日、同市海竜町の堀岡養殖漁協で始まった。海水養殖設備のある同漁協と淡水設備のある大門漁協(同市二口)が連携し、四年がかりで「純射水市産」を実現。七月上旬までに一万二千匹を販売する。(山本拓海)

 初日は体長四〇センチ、重さ八〇〇グラムほどに育った百匹が、卸売業者を通じて市内や新潟県内の料理店へ届けられた。新湊きっときと市場(同市海王町)の「新湊鮮魚センター」にも生け締めしたサクラマスが運び込まれ、三匹は生きたまま水槽へ。魚体内に寄生虫がいるサクラマスは通常、冷凍して販売されるため、活魚での出荷は寄生虫が付かない陸上水槽で育った「いみずサクラマス」ならではという。

 センターの調理人東海隆さん(62)は届きたてのサクラマスへ早速包丁を入れ、「新鮮で身がしっかりしている」と笑顔。堀岡養殖漁協の林宏育参事(43)は「シロエビやベニズワイガニと並ぶくらい有名にしたい」と意気込んだ。

 サクラマスを高水温の環境でふ化させる「射水型」養殖は、成育期間が一年短い二年で成魚になるのが特徴。昨年の試験出荷では重さ二キロまで育てていたが、今年は需要の多い一キロに育った段階で順次販売する。

 

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