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カズオ・イシグロ氏 ノーベル文学賞 書店や図書館 うれしい悲鳴

予約が殺到しているカズオ・イシグロ氏の作品や評論本=富山市西町の市立図書館で

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予約、品切れ相次ぐ

 今年のノーベル文学賞が長崎市生まれの英国人作家カズオ・イシグロ氏に決まり一夜明けた六日、県内では早速、作品を購入する人や図書館で借りようとする人で、品切れや予約待ちが相次いだ。(向川原悠吾)

 富山市掛尾の明文堂書店では五日夜の受賞発表後、特設コーナーを設置。全在庫の三タイトル五冊を並べたが、六日午前に売り切れた。同市総曲輪の紀伊国屋書店も六冊の在庫本でコーナーを設けたが、午前中に完売。

 両書店とも入荷作業に追われ、担当者は「どこも品切れ。次はいつ入るか分からない」と口をそろえた。

 公立図書館にはインターネットの予約が殺到した。県立図書館では全十五冊が五日夜のうちに埋まった。富山市立図書館も七タイトル二十一冊をそろえていたが、すぐに予約が次々と入った。

 どれも手に取りにくい状態が続くが、中でも人気が高いのは英国貴族に仕えた執事の半生を描いた代表作「日の名残り」。市図書館では六日正午ごろにインターネットから九十二件の予約申し込みがあった。

 また、作品と合わせてイシグロ氏の作品を評論する書籍も予約が増えているという。

 市立図書館の瀬口敦子主査司書は「古い作品なので、この機会に読んでもらえるようになってくれてうれしい」と話した。 

 

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