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ラマダン 習慣知って 富山ムスリムセンター 

(上)食事の前に祈りをささげる参加者(下)カレーやスイーツなど、アジア各国の料理を盛り付ける参加者=いずれも富山市の岩瀬カナル会館で

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 ラマダン(断食月)への理解を広めようと、イスラム教徒(ムスリム)の留学生らでつくる「富山ムスリムセンター」が十七日夜、富山市の岩瀬カナル会館で、ラマダンの習慣を学んだり、イスラム教徒が食べる「ハラール料理」を体験したりする企画を開いた。(木許はるみ)

160人参加 ハラール料理も堪能

 ラマダンは、日の出から日没まで断食するイスラム教の習慣。今年は五月下旬〜六月下旬の一カ月間がラマダンの期間に当たる。センターでは日没後に毎日、ムスリムが集まり、一緒に食事をしているという。

 十七日は午後七時半ごろ、留学生ら三十人が祈りをささげ、食事をした。料理は、チキンカレーや、米を原材料にしたスイーツ、炊き込みご飯「ビリヤニ」など、留学生のお手製。約百六十人が参加し、本場の味を堪能していた。

 母親と参加した会社員の村下将大さん(31)は「イスラムの料理が好き。すごくおいしい」と喜び、「怖いイメージを持たれるが、イスラム教徒と接するとすごく優しく、人間味がある。イメージが変わってほしい」と話した。

 センターのサリム・マゼン代表理事(42)は、「学校や会社で、ラマダンをしていると言っても理解されないことが多い」と話し、「断食は貧しい人の生活に思いをはせる目的がある」と説明。「ラマダン中は、毎日みんなで食事をするので、離れている人やけんかした人も戻ってくる」と関係改善の利点も挙げた。

 留学生のモンズール・ウルアキルさん(37)は「イスラム教は平和の宗教。戦いも許されていない。安心してもらいたい」と話していた。 

 

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