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「海の宝石」年中おいしく 滑川、ホタルイカ急速冷凍施設完成

「プロトン凍結」と呼ばれる技術で冷凍、解凍されたホタルイカ

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 三月一日の漁解禁を前に、ホタルイカを急速冷凍する施設が、富山県滑川市野町の市農村研修センターに完成した。官民でつくる「急速冷凍ホタルイカブランド確立協議会」が運用する。漁が春に限られているホタルイカの鮮度を保ち、年間を通じた「富山湾の神秘」の流通を目指す。(山本真士)

 施設は、センターの空き室を改修した五十平方メートル。凍結機や冷凍庫、作業場を備える。凍結機は、冷風と磁石、電磁波を組み合わせた「プロトン凍結」と呼ばれる技術を採用。通常の凍結に比べ、氷結晶による細胞破壊が抑えられ、うま味成分の流出が防げるという。総事業費二千百五十万円は市と国が負担した。

 竣工(しゅんこう)式が二十八日あり、協議会の幹部ら二十人が出席。凍結機メーカーの従業員が機能を説明し、昨年水揚げされたホタルイカを同様の技術で冷凍、解凍した料理が振る舞われた。上田昌孝市長は「ホタルイカのブランドを強固なものにしたい」とあいさつした。

 協議会は今年、漁期に余ったホタルイカを一日当たり百五十キロ冷凍する計画を立てている。市場への供給を始める時期やルートは未定という。 

 

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