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W鈴木の挑戦 〜翔太と博志〜

地元で3球ありがとう 初球150キロ ファン歓喜

9回表2死から登板した鈴木博志投手

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 故郷のマウンドで、ドラフト一位のルーキーが躍動した。浜松球場(浜松市中区)で二十四日に行われたプロ野球の中日−DeNA戦。凱旋(がいせん)登板した鈴木博志投手(21)=磐田東高卒、ヤマハ出=は、最後の打者を3球で打ち取り、大声援に応えた。

 九回2死。試合の終わりが見え帰ろうとしたファンの足を「ピッチャー、鈴木博志」のアナウンスが止めた。「まさか来ると思わなかった。投げる前からヒロシコールが聞こえました」とうれしそうに話した。

 点差が開いても気持ちを切らさず、ブルペンで冷静に準備していた。「こうやって登板するのは初めての形。少しやりづらかった」と苦笑い。

 初球の150キロの直球こそボールになったが、2球目の149キロで空振り。3球目の変化球で三ゴロに打ち取った。二十一日の前回登板はセーブに失敗し負け投手となっていただけに、名誉挽回した。

博志投手に声援を送るファン=24日、浜松球場で

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 浜松球場はヤマハ時代の三年間、キャンプで練習を重ねたなじみの球場。大勢のファンに感謝し「プロのユニホームを見せられただけでも良かった」と語った。

(荒木正親)

◆「翔太の活躍も見たかった」

 浜松球場のスタンドは鈴木博志投手の登板で盛り上がった。ヤマハ野球部で三年間、一緒にプレーした長谷川雄一さん(30)=浜松市浜北区=は成長した後輩を見て「うれしいですね。日本を代表するクローザーになってほしい」と話した。

 博志投手の母英美さん(49)と父隆美さん(63)は、息子の背番号46のユニホームを着て応援。英美さんは「最後の一人、しっかり抑えて」と拍手しながらエールを送った。無事に打ち取ってゲームセットとなると、「もう少し長く見たかったな」と笑顔で語った。

 昨年、浜松球場で勝利した浜松市浜北区出身の鈴木翔太投手(23)=聖隷クリストファー高卒=は二軍で調整中で、「ダブル鈴木」の登板は実現しなかった。翔太投手の背番号18のユニホーム姿で応援した竹内夏希さん(19)=横浜市=は「中継ぎでも一目見たかった。次回はぜひ生で見たい」と残念そう。浜松医科大一年の杉原佐彩(さや)さん(18)は「そろそろ博志投手と二人そろって活躍しているところを見たい」と期待した。

(松本浩司、篠塚辰徳)

 

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