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W鈴木の挑戦 〜翔太と博志〜

翔太投手 復調の気配 フォーム改善、力強さ戻る

16日のウエスタン・リーグ広島戦に先発し、6回1失点と好投した鈴木翔=ナゴヤ球場で

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 5年目の鈴木翔太投手に本来の力強さが戻ってきた。オープン戦を最後に2軍で調整を続ける右腕は16日のウエスタン・リーグ広島戦で6回1失点と好投し「強い球が増えてきた」と話した。

 1点リードの四回。先頭打者を四球で歩かせ、連打で同点とされた。なおも無死二、三塁。ここから直球を主体に押した。4月に2ランを浴びた高橋大を低めの140キロで見逃し三振。続く打者は外角球を引っ掛けさせて一ゴロに打ち取る。最後は直球2球で追い込み変化球で空振り三振。「走者を出してからしっかり粘れた」と振り返った。

 春季キャンプから小笠原、柳、笠原と同じメニューをこなして先発枠を競ったが、開幕前最後の登板で精彩を欠き、4人の中で1人だけ開幕ローテーションから漏れた。2軍では先発3試合で計15失点。股関節を柔らかく使えず、下半身と上半身が連動しない。腕の振りは遅れ、生命線の直球は高めに抜けた。

 四回途中6失点と崩れた4月28日のソフトバンク戦を最後に試合では投げず、フォームを見つめ直した。腕が横方向に振れ、リリースの瞬間に力を球に伝えきれていなかったため、腕を縦に振り下ろす意識を徹底。今月13日の練習で光が見えた。「キャッチボールで球が指にかかる感覚が出てきた」。3日後の広島戦は制球力より球の力強さを優先し、好投につなげた。

 1軍の先発陣はここにきて入れ替えが進む。鈴木翔にもチャンスはある。小笠原コーチは「前のように球が抜けてストライクが入らない状態ではない。ここからはそう時間はかからないと思う」と評価する。

 本人は「まだ好投したのは1試合だけ。結果を出し続けて、1軍に上がりたい」。プロ初勝利を含む昨季の5勝を上回る成績を残すため、これ以上出遅れるわけにはいかない。

(浅井貴司)

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