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電柱撤去 富士山くっきり 白糸ノ滝周辺、景観に配慮

電柱がなくなり、すっきりした富士山を眺める観光客=17日、富士宮市の白糸ノ滝周辺で(前田朋子撮影)

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 世界遺産・富士山の眺望スポットとして人気が高い白糸ノ滝観光案内所(富士宮市上井出)近くの電柱が十七日、取り除かれた。これまで案内所からの眺めは電柱や電線に邪魔されていた。この日は好天に恵まれ、富士山のくっきりとした姿がよく見えた。

 電柱の撤去は県の事業で、台風や地震による電柱の倒壊を防ぎ、景観を改善するために二〇一五年度に始まった。十一月末から、案内所周辺の県道沿いに約四百メートルにわたって設置された電柱十本と電線五百四十メートル分を順次撤去し、電線は地下に埋設した。

無電柱化事業施工前の様子=県提供

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 十七日は午前十時すぎから作業を始め、一本約十六メートルの電柱を切断。クレーンつきの専用車で引き抜いて荷台に載せ、電柱が刺さっていた穴を埋めた。

 県によると、電柱の撤去は今後も進める。県富士土木事務所は「防災態勢の強化とともに、この場所では景観形成を目的にしている」と話した。

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 案内所の近くには、世界遺産・富士山の構成資産の一つで、幅百五十メートルの湾曲した岩壁から富士山の湧水などが白い絹糸のように流れる白糸ノ滝がある。

(前田朋子)

 

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