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無罪確定医師への懲戒処分取り消し 沼津市

 道交法違反(酒気帯び運転)の罪に問われていた沼津市立病院の男性医師(49)が、入れ歯安定剤に含まれるアルコールが呼気検査に影響した可能性があるとして東京高裁で無罪判決が確定したことを受け、沼津市は十日付で、医師への停職六月の懲戒処分を取り消した。

 医師は二〇一五年に県内で二度酒気帯び運転したとして、道交法違反の罪で起訴された。昨年四月の静岡地裁での一審判決は有罪と認定したが、今年六月の高裁判決では、入れ歯安定剤が呼気検査に影響した可能性を「否定できない」として一審判決を破棄し、逆転無罪を言い渡した。市は一五年五月二十七日付で医師を停職六月の懲戒処分とし、その後は起訴休職処分としていた。高裁の無罪判決を受け、弁護士らでつくる市公平委員会が処分取り消しを決定。停職期間中の給与とボーナスも支払うという。

(杉原雄介)

 

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