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浜岡原発 緊急事態に備え訓練 注水機能喪失を想定

緊急事態に備えた訓練で情報収集などに当たる職員=11日、御前崎市の浜岡原発で

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 中部電力は十一日、全面停止中の浜岡原発(御前崎市)で、4号機の重大事故に備えた緊急事態対策訓練をした。北海道の地震による停電で北海道電力泊原発が一時外部電源を喪失する事態があったばかり。緊張感の中、参加者は訓練に臨んだ。

 職員が平日の半数以下になる休日昼間、4号機再稼働後、原子炉冷却用の給水ポンプが故障し、非常用の注水機能も喪失したと想定。原子炉は自動停止したが、炉心が損傷し、中央制御室を模したシミュレーター室では、警告音が鳴り続ける中、運転員が非常事態を乗り切ろうと試みた。

 原子炉格納容器の破壊で放射性物資が放出する最悪の事態を回避するため、対策本部の職員たちは、ポンプ車での注水やフィルターベントなどの手段を検討した。敷地内に可搬型の放射線監視装置(モニタリングポスト)を配置し、放射性物質の拡散もチェックした。

 年二回の総合訓練のうちの一回で、浜岡原発と中電本店(名古屋市)などの職員計四百七十人が参加した。

 

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