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遠鉄高架下「新川モール」 多目的、憩いの場に

◆浜松市、21年供用目指す

浜松市が活用を目指す遠州鉄道高架下の新川モール=2017年12月、浜松市中区で

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 浜松市は十日、中区の遠州鉄道第一通り駅から鍛冶町通りの高架下「新川モール」整備事業の構想を明らかにした。朝市などイベントができる多目的広場を設け、にぎわいの拠点や憩いの場として二〇二一年四月の供用開始を目指す。市議会特別委員会に提示した。

 産業振興課によると、新川モールは広さ千三百平方メートル、延長百メートル。計画では木材を床に敷き詰めたボードウオークをはじめ、ベンチやテーブルを設置。夜間でも歩行者が安心して通行できるよう照明も整備する。朝市やオープンカフェ、移動販売車の営業、アートイベント、木工教室といった活用を見込む。

 運営は民間のノウハウを生かすため、公募型プロポーザルによる業務委託を検討する。一八年度は床版の強度調査、一九年度に基本設計と実施設計を行い、二〇年度に着工する予定。

 市は今年一月から地元自治会や商業者団体などにヒアリングし、五月に広聴モニターによるアンケートを行った。市民二百二十四人から、望ましい活用について「さまざまなイベントが開催されるにぎわいあふれる場所」「移動販売車などの飲食店のある場所」などと回答が寄せられた。

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 この日の特別委では、委員から「来街者の意見も取り入れた方がいい」「もっと抜本的な活性化策を練るべきだ」といった意見が出た。

 新川モールの整備を巡っては、昨年二月ごろに屋台村構想が浮上したが、騒音やにおい、防犯上の問題を懸念する声が地元住民の一部から上がったため、市は昼間のにぎわいづくりを中心に計画を変更した。

(篠塚辰徳)

 

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