トップ > 中日新聞しずおか > 朝夕刊 > 記事

ここから本文

朝夕刊

大坂なおみ選手全米V 県内若手にも夢

三井駿介さん

写真

 テニスの全米オープンで、日本人として初めて四大大会の個人戦を制した大坂なおみ選手(20)。出産からの復活を期す元女王セリーナ・ウィリアムズ選手(36)=米国=を相手に完全敵地ムードの中、冷静に力強いショットを決め続け、優勝杯をつかみ取った姿は、県内の若手選手にも夢と希望を与えた。

 数々の全国大会を制してきた十六歳以下の男子日本代表、清水町出身の三井駿介さん(16)=アクトスポーツクラブ、兵庫県・相生学院高校一年=は、大坂選手の強靱(きょうじん)な精神力に驚いた。

 「あれだけの観客の中で憧れの相手と、あれだけ戦えるメンタル面がすごい。自分なら尻込みしてしまう」

 セリーナ選手は、四大大会通算二十三勝を誇る。大坂選手が幼少時から憧れの存在と公言し、しかもニューヨークの会場はセリーナ選手への声援が圧倒的だった。

 三井さんも今月中旬、ハンガリーでジュニアの国際大会を控える。「大坂選手のようにどんな逆境でも勝ちきる選手になりたい」と話し、将来は同じ大舞台に立つことを夢見る。

大坂なおみ選手の優勝を祝福した静岡市立高の(右から)村木亮太さん、村松南奈さん、伊藤泉彩さん=10日、静岡市葵区で

写真

 県内有数のテニス強豪校で、八月の高校総体女子団体に県代表で出場した静岡市立高二年、村松南奈さん(16)は「セリーナ選手はとてもパワーがあるが、大坂選手は二回戦って二回とも勝った。相手のホームで、観客のつくる雰囲気にも負けていなかった」。一年の伊藤泉彩さん(16)も「日本人離れしたパワフルなテニスだった。冷静に戦っていた」と話した。

 大坂選手は二〇二〇年東京五輪に日本代表として出場する意向を明らかにしている。十八歳以下男子シングルスのポイントランキングで県内一位の静岡市立高三年、村木亮太さん(18)は「すごい舞台で優勝した。二年後は東京五輪。自分たちも希望がもらえた」と語った。

(瀬田貴嗣、広田和也)

 

この記事を印刷する

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索