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3500万円脱税容疑 駿河区の会社

 自動ドアの設置や保守点検の売り上げを過少に申告して法人税約三千五百万円を脱税したとして、いずれも静岡市駿河区の自動ドア製造販売会社「中日本オート・ドア」と自動ドアの保守点検会社「オートドア・メンテナンス」、両社を経営する坂田勇一氏(76)が、名古屋国税局から法人税法違反の疑いで、静岡地検に告発されていたことが分かった。

 関係者らによると、両社は、県内の官公庁や金融機関などから自動ドアの設置工事や修理を受注。その工事代金を、両社とは別名義の口座に振り込ませるなどの手口で、二〇一七年四月までの三年間で約一億四千万円を法人所得として申告せず、法人税を脱税したとされる。昨年、査察に入った国税局が悪質な課税逃れと判断したもようだ。

 坂田氏は取材に対し「国税当局と見解の違いがあった。意図的に違反しようとしたわけではない」と話した。既に修正申告を済ませ、全額を納税したという。

 信用調査会社によると、中日本オート・ドアは一九七四年設立で資本金一千万円。同社の修理部門を独立させる形で九三年、オートドア・メンテナンスが設立された。一七年四月期は両社で計四億円余の売り上げを計上している。

 

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