トップ > 中日新聞しずおか > 朝夕刊 > 記事

ここから本文

朝夕刊

静岡市、全小中125校にエアコン 21年度までに導入

 静岡市の田辺信宏市長は十日、二〇二一年度までに市内の全小中学校百二十五校の普通教室にエアコンを設置することを、自民党市議団に対して明らかにした。設置工事は一九年度から段階的に始め、早ければ一九年夏に設置が間に合う学校もある。

 市教委によると、市は本年度にエアコン設置に向けた調査費を計上。初期費用に七十億円を見込んでいたが、その後に詳細な見積もりを実施した結果、費用を十億円程度圧縮できること判明した。国の補助として数億円程度を見込むが、残りは全額市の負担となる。

 静岡市の小中学校普通教室のエアコン設置率は1%で、県平均の12・5%、全国平均の約四割を大きく下回っていた。田辺市長は七月の定例会見で「限られた財源で耐震化を優先させてきたため」と弁明したが、記録的な猛暑に見舞われている今夏はエアコン整備を求める市民の声が強まり、対策を急いだ形になった。

 県内自治体のエアコン設置を巡っては、浜松市の鈴木康友市長が昨年十月の定例会見で、二〇年夏までに全小中学校にエアコンを設置する考えを示しているほか今年七月以降、掛川市、三島市、焼津市などが相次いで全小中学校へのエアコン設置を表明している。

(沢田佳孝)

◆裾野でも全14校 来夏以降設置

 裾野市の高村謙二市長は十日の定例会見で、来夏以降に市内の小中学校全十四校の普通教室にエアコンを設置する考えを示した。市は、十七日開会の市議会九月定例会に提出する一般会計補正予算案に、設置に向けた調査などの事業費千五百万円を計上する。

 市内小中学校では現在、音楽室や図書室など一部の特別教室にのみエアコンを設置しているが、今夏の猛暑を受けて全教室に設置する方針を決めた。高村市長は「必要な所から設置を進めていきたい。早ければ来夏、遅くとも二〜三年のうちに完了したい」と見通しを語った。 

(杉原雄介)

 

この記事を印刷する

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索