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川根本町・小泉さん オリエンテーリング世界選手権へ

◆地図読み解き、森巡る速さ競う 来月3日から

世界選手権に向けて意欲を見せる小泉成行さん=川根本町崎平で

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 八月三日からラトビアで開かれるオリエンテーリングの世界選手権に、川根本町崎平の小泉成行さん(40)=静岡オリエンテーリングクラブ所属=が出場する。「集大成の大会として上位を目指したい」と意気込んでいる。

 オリエンテーリングは、北欧で生まれたアウトドアスポーツ。地図を見ながらチェックポイントを指定された順に回り、所要タイムを競う。コースは決まっておらず、いかに短いルートを見つけるかなど、体力以外で地図を読む能力も問われる。市街地で行うスプリントと森の中でのフォレストとがあり、小泉さんはフォレストに出場する。

 松山市出身。筑波大に進学してオリエンテーリングに出合った。それまで特にスポーツを続けたことはなかった。「ピクニックやレクリエーションの感覚」で始めたが、体力的に劣っていても地図を読む力で補い、スポーツ経験者より勝ることができた。「ばしっとポイントを見つける爽快感が気持ち良くて」。次第にのめり込んでいった。

 卒業後は関東地方で働きながら世界大会を転戦してきたが、二〇一二年の結婚を機に、自然豊かでのどかな川根本町への移住を決意。近隣の山々で練習を重ねながら、地図を読む講習会のインストラクターやマラソン大会のコースディレクターとしても独立した。一時育児のために競技から離れたが、二年前に復帰。今年六月の日本選手権で準優勝し、世界選手権へ駒を進めた。

 「しっかり結果を出して次世代につなげたい」と小泉さん。世界選手権では近年、日本人選手が達成していない「五十位より上」を目指す。「活躍する姿をいろんな人に見てもらい、競技を盛り上げていきたい」と意欲を見せる。

(古池康司)

 

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