トップ > 中日新聞しずおか > 朝夕刊 > 記事

ここから本文

朝夕刊

浜松市が広域受援計画 災害備え策定

 大地震発生や大規模災害に備え、浜松市は、応援部隊や救援物資の受け入れに必要な態勢を示した「広域受援計画」を策定した。自衛隊、消防、警察、保健医療活動チームや物資を円滑に受け入れ、災害応急対策を効率的に進めて市民の生命や安全を守る。十五日の市議会危機管理特別委員会で報告した。

 二〇一六年四月に発生した熊本地震で、浜松市は被災した熊本市に複数の職員を派遣している。そこで得た教訓を踏まえ、広域受援計画を作ることで大規模災害時の救助や医療、物資調達、燃料供給活動、他都市職員や災害ボランティアの受け入れといった各分野の対応と担当部局を明確にした。

 計画は、市内で震度6弱以上の地震観測時や大規模災害の発生時、市災害対策本部長(市長)が必要と認めた場合に適用する。対策本部は支援の受け入れに関する総合窓口として、情報作戦部門に「受援総括」を新たに設け、市全体の受援情報を一元的に管理する。担当は危機管理課が中心となる。

 経過時間に応じた行動目標では、災害時の生死の境目とされる「七十二時間」を意識しつつ、分野ごとのタイムラインを設定。物資調達の情報伝達や応援要請の流れも記した。市は計画を本年度に施行し、八月の総合防災訓練で検証する。

 市危機管理課によると、政令市二十市のうち浜松、静岡など十一市が受援計画を策定。別の五市は、地域防災計画の中で受け入れ態勢を示しているという。

(原一文)

 

この記事を印刷する

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索