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浜松市新病院の開業延期も 選定業者、リニア談合で捜査

 浜松医療センター(浜松市中区)の新病院建設工事で、市は十三日、リニア中央新幹線工事を巡る談合事件で東京地検特捜部の捜査を受けている清水建設を施工予定者に選定したため、締結を保留していることを明らかにした。市は今月下旬にも技術協力契約をする予定だった。

 市によると、公正取引委員会の処分が出た場合は選定をやり直す見込みで、その場合、二〇二二年度の開業予定が一年近く遅れる可能性もあるという。

 市は、新病院建設工事の施工予定者の選定を、提案書などで審査するプロポーザル方式で実施。二社から応募があり、評価の高かった清水建設の静岡営業所(静岡市葵区)を選んだ。

 東京地検特捜部は、清水建設のリニア中央新幹線の担当者について在宅で刑事処分を出す方針。市は公取委の処分や談合事件の状況を六月下旬ごろまでみた上で、対応を決めることにした。

 浜松医療センターは市医療公社が運営。新病院は、老朽化している現医療センターの南側に建設する計画。総工費は二百六十六億円の見込みで、市は工事の発注方法について設計段階から施工予定者と技術協力契約を結ぶ「ECI(アーリー・コントラクター・インボルブメント)方式」を採用。この方式は施工者の技術力やノウハウを設計に投入し、コスト縮減や工期短縮が期待できる。

 

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