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「袴田さん再審早く」 弁護団、東京高裁に求める文書

東京高裁の早期の再審開始決定を訴える小川秀世弁護士(右)と袴田秀子さん=12日、静岡県庁で

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 一九六六年に旧清水市(現静岡市清水区)で一家四人が殺害された強盗殺人事件で死刑確定後、静岡地裁の再審開始決定で釈放された袴田巌さん(82)の即時抗告審で、袴田さんの弁護団は十二日、東京高裁に「再審開始の早期決定」を求める文書を提出した。

 弁護団によると、高裁への提出には袴田さんと姉秀子さん(85)も同席した。提出後に静岡県庁であった弁護団の会見で、小川秀世事務局長は「袴田さんは今も死刑の恐怖にとらわれ、妄想の世界に逃げ込んで生きている。元の生活を取り戻すには無罪判決が必要」と訴えた。

 弁護団は同日、東京高検にも、再審開始を認める決定が出た場合に特別抗告を断念するよう求める文書を提出した。即時抗告審では弁護団、検察側がともに最終意見書の提出を終え、東京高裁は早ければ三月中にも再審可否の決定を出す。

 

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