トップ > 中日新聞しずおか > 朝夕刊 > 記事

ここから本文

朝夕刊

スズキ 70年代の水素エンジン車復元

◆学生と協力、開発

写真

 スズキは、水素エンジンを搭載した一九七〇年代の実験車「武蔵3号」を復元した=写真。子どもたちに、ものづくりの大切さを伝える目的。二十日から、浜松市南区のスズキ歴史館で展示する。

 実験車は軽乗用車「セルボ」がベース。東京の武蔵工業大(現在の東京都市大)と共同で研究開発していた。

 燃料の水素を、高圧でエンジンの燃焼室に噴射する方式を採用。二酸化炭素(CO2)を排出せず、テストコースでは時速百十八キロを記録したという。車両が大学構内に残っており、二〇一四年にスズキが大学から寄贈を受け、塗装を施すなどした。

 歴史館には、当時学生として実験車の開発に携わるなどしたスズキ元社員らが集合。開発リーダーを務め、復元を監修したコンサルタント会社の小林良行社長は「学生でもこれだけのものが造れたことを知ってもらい、努力する大切さが伝われば」と語った。

 歴史館は予約制。(問)同館=053(440)2020

(古根村進然)

 

この記事を印刷する

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索