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浜松市ごみ焼却炉停止 配管ひび割れ

◆減量協力呼び掛け

ひび割れ(円内)が見つかった蒸気配管=浜松市提供

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 浜松市は二日、南区の南部清掃工場でボイラーの蒸気配管にひび割れが見つかり、焼却炉を緊急停止していると発表した。今月二十日まで通常通りに可燃ごみを処理できないため、市は「ごみ処理非常事態宣言」を出し、市民や事業所に衛生上影響のないごみはためておくよう異例の呼び掛けをしている。ごみ収集は変わらずに実施する。

 南部清掃工場は焼却炉が三基あり、西区の西部清掃工場と分担して市の半分のごみを焼却している。一月二十四日、工場の職員が焼却炉の蒸気を通す配管の一部に一センチ程度のひび割れを発見したため、定期点検中の一基を除く二基を直ちに緊急停止した。ひび割れの原因は調査中で補修工事を行う。

 一月二十九日に配管を使わない方法で一基を再稼働させたが全てのごみを処理できないため、一部を静岡市葵区の西ケ谷清掃工場に運び、余ったごみは浜松市北区の引佐最終処分場に仮置きする。処理費は約一千万円で、運搬代やガソリン代は別途かかる。

 二基目は二月十八日に再稼働予定で、まずは工場内にためておいたごみを処理する。二十日から定期点検を終えた焼却炉が加わり、三基体制が復旧する。二十日までに処理できないごみの量は、約二千八百三十トンに上る見込み。市は破砕により可燃物が発生する不燃ごみや連絡ごみを出すことも控えるよう呼び掛ける。

 田中文雄環境部長は、生ごみの水分を絞る「水切りプレス」を区役所や協働センターで無料配布していることを紹介し「ごみ減量に一層のご協力をお願いしたい」と話した。

(石川由佳理)

 

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