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茶況・茶ばなし

掛川・粟ケ岳ふもとに休憩所がオープン

一般開放する「ちゃまり場」を紹介する森川翔太社長=掛川市東山で

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 世界農業遺産「静岡の茶草場(ちゃくさば)農法」を実践する掛川市東山の粟ケ岳(あわがたけ)(標高五三二メートル)のふもとに十一日、築五十八年の古民家を改装した休憩所「ちゃまり場」がオープンする。プランター代わりの茶箱に、茶の枝や茶草に使うススキを飾り、休耕地の茶の木を利用したガーデニングも配置され、お茶や里山の新たな価値観を提案する。

 茶製品販売会社「ショータイム」(森川翔太社長)が事務所一階を無料開放して、ハイキングやサイクリングで訪れる人が交流したり、地元の茶業関係者や子どもらが休息したりする“たまり場”にしてもらおうとの試みだ。

遊休地の茶の木を使ったガーデニング=掛川市東山で

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 休憩所内は、フローリング仕立てで広さ四十三平方メートル。八人掛けのテーブルが四つ並ぶ。スティック状の粉末茶をたばこ風の箱に詰めた製品「チャバコ」とペットボトルのミネラルウオーターのみ販売。インスタントコーヒーのように溶かして一服したり、土産品として購入したりできる。

 高さ二メートルほどの茶の木が左右対称に並ぶガーデニングは、観葉植物などの装飾を手がける会社「グリーンディスプレイ」(東京)がPR用に展示した。刈り込んでいない茶の木を装飾するのは珍しく、太陽光発電を使って夜間のライトアップも行う。森川社長は「気軽に利用してもらう一方で、茶業界と里山の課題を考える場所にもしたい」と呼び掛けている。

 開放時間は火曜と木曜、土曜、日曜の午後一時〜七時。(問)ショータイム=0537(29)5588

(赤野嘉春)

 

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