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茶況・茶ばなし

《茶況》 沼津の形状物 入荷量が減る

 静岡市葵区の静岡茶市場で27日、県産二番茶は4万キロが取引された。沼津の形状物は1万7000キロで入荷量が減り始めた。前日から1キロ当たり5円程度の値下げだった。

 ここ数年、山間地で二番茶の生産量が減っているが、ある大型工場の役員は「うちの工場の製品価格では農家に生葉1キロ当たり50円が払えない。生葉売り農家の意欲が出ないため、生産量が減っている」と説明した。

 この役員の計算では夫婦で茶刈り機を持ち、1日がかりで700キロの生葉を収穫した場合、1キロ50円とすれば3万5000円の売り上げとなるが、経費を引くと手取りは2万5000円。役員は「高齢農家2人が蒸し暑さの中で重労働をすることを考えると安い」と話した。

 JA静岡経済連の調査によると、二番茶の生葉平均単価は2014年が59円、15年が54円と低迷し、16年が61円、17年が71円と上がってきた。

(松本利幸)

 袋井・森 茶ピアは233キロを扱い、平均は前日比12円高の645円。

 掛川・小笠 掛川茶市場の二番茶の取扱量(26日現在)は計約50万キロで、過去3年平均とほぼ同じだった。前年比では5%減となった。

 島田・金谷・川根 JA金谷は2586キロを扱った。JA川根は1183キロで平均806円だった。

 牧之原 静岡市葵区の茶問屋街への榛原の品の持ち込みがほぼ終了した。

 藤枝 JA藤枝管内では、てん茶の生産が後半に入っている。

▽静岡茶市場(県内煎茶3万9750キロ、県外煎茶1万2997キロ。キロ・円)

沼 津    660   640

清 水    800   660

▽静岡市葵区茶あっせん所(キロ・円)

東 部    700   600

▽鹿児島県茶市場(煎茶2万744キロ。キロ・円)

平均     508

高値安値   959   323

 

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