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茶況・茶ばなし

茶摘みツアーが人気 島田・丸東製茶

茶摘みを楽しむ観光ツアーの参加者=島田市金谷猪土居の丸東製茶で

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 茶摘み体験に加え、買い物や観光はいかが−。島田市金谷猪土居の荒茶加工会社「丸東(まるとう)製茶」が導入した観光ツアーが好評だ。今年三〜五月の新茶シーズンには観光バス約百五十台分にあたる約六千人が訪れた。

 同社は県内最大規模の茶工場で、問屋への卸売りが九割以上を占める。本業のお茶の単価が下がる中で売り上げを伸ばそうと、蒸気機関車(SL)を生かした観光プランがある地元の大井川鉄道や、魚介類の食材・食事を生かしたプランを企画する焼津市の「焼津さかなセンター」、「石原水産」に売り込んで、二〇一六年末に観光ツアーを組み上げた。東名高速道路相良牧之原インターチェンジから車で四分ほどの立地や、洋館のようなおしゃれなデザインの茶工場も生かすことができると考えた。

 社員ら三、四人が案内し、約四十分間で茶摘みや工場見学、新茶試飲、新芽の天ぷら試食、煎茶の買い物を楽しむことができる。二十五日にも東京などからの観光客約四十人が大型観光バスで訪れた。

 これまでに、年末の買い物ツアーや新茶シーズンを中心に一万五千人近くが楽しんだといい、北川晃久社長(42)は「茶業情勢が厳しく、十年先を考えて観光や小売り分野も学んでいきたい。経営力を高め、生葉を持ち込む農家に還元したい」と話している。

(松本利幸)

 

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