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茶況・茶ばなし

《茶況》 「香り緑茶」生葉処理本格化

生葉の品質を確かめるJA大井川の山内茂さん(左)、進士芳和さん(中)と県茶業研究センターの小林利彰さん=菊川市倉沢で

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 菊川市倉沢の県茶業研究センターが製法を開発した「香り緑茶」の商品化が本格化している。JA大井川が先陣を切り、12日までの5日間、センター内に備えた緑茶の香りを高める装置で生葉処理に取り組んだ。

 香り緑茶は「甘い花の香りのする蒸し製の煎茶」で普通煎茶、深蒸し煎茶と並ぶ静岡茶の柱と位置付け、大量製造できる製法を確立した。装置は生葉コンテナで葉を加温した後、かくはん機に投入、コンテナに戻して低温で静かに置く仕組みになっている。

 JA大井川は昨年、装置を使って試作し、今年は金谷茶の知名度向上を目指して5月下旬に売り出す「香り緑茶 宗平(そうへい)」に新製法を生かした。宗平は金谷地区の名士、河村宗平(1858〜1941年)にちなみ、ゆるキャラ「宗平せんせい」を作るなど、ブランド化に本腰を入れている。

 JA大井川は5日間で、やぶきた品種など生葉計1250キロを持ち込んだ。山内茂茶業センター長(55)は「3品種で今回作り、商品に最適な品種を見つけたい」と話した。

 県茶業研究センターでの香り緑茶の試作は昨年、共同茶工場や茶商ら9団体が取り組んだ。今年は5団体が利用を計画している。

(松本利幸)

 島田・金谷・川根 JA川根は4267キロを取り扱い、平均1500円だった。

▽静岡茶市場(県内煎茶2万4853キロ、県外煎茶8790キロ。キロ・円)

清 水   3500   950

美 和   2500  1050

藁 科   5000  1050

しづはた  5500  1000

あさはた  2000  1200

玉 川   4000  1500

清 沢   2400  1000

大 川   2800  1200

▽静岡市葵区茶あっせん所(キロ・円)

東 部   900前後

▽鹿児島県茶市場(煎茶1万4670キロ。キロ・円)

平均     957

高値安値  2309   559

 

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