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茶況・茶ばなし

有機栽培茶でJAS認証 掛川・原泉茶業組合

有機茶として初取引される新茶を刈り取る組合員ら=掛川市黒俣で

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 掛川市北部で農薬や化学肥料を使わない有機栽培茶づくりに取り組む原泉茶業組合が、日本農林規格(JAS)認証を取得した。放棄茶園の試験栽培で六十アールの茶園を再生。初めての有機新茶が十一日、掛川茶市場で取引される。

 市中心部から二十キロ余の山間部。スギとヒノキに囲まれた茶園は、周囲から農薬が飛散することもなく有機茶づくりには好条件だ。後藤春男代表理事(68)は「低迷が続いている国内需要に、有機茶で風穴を開けたかった」と説明。二〇一五年五月から、輸出拡大の起爆剤にと市やJAが支援する有機茶づくりに乗り出した。

 現在、二ヘクタールの放棄茶園を活用して有機栽培への転換を広めている。そのうち五月八日付でJASの認証を受けた六十アールの茶園で十日、今シーズン初の刈り取りがあり、生葉二千五百〜三千キロ分を収穫した。掛川茶市場での初取引に向けて、後藤代表理事は「茶商に頑張ってもらい、良い値を付けてもらいたい」と期待する。市お茶振興課によると、市内の茶業組合でJAS認証は初めて、事業者では三カ所目という。

(赤野嘉春)

 

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