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茶況・茶ばなし

《茶況》 大川から持ち込み 静岡茶市場

 静岡市葵区の茶問屋街の静岡茶市場は27日、静岡新茶が6万キロ余入荷し、最盛期入りした。北部山間地の大川からの持ち込みが始まり、沼津は出荷工場の9割がそろった。

 入荷量が増え、雨をはさんで品質の低下も目立ったため、売れ行きは鈍く、値下げを強いられた。優良工場の農家も「売れなくて話す気にならない」と商いを振り返った。

 問屋街のあっせん業者からも品質低下を指摘する声があった。一部の業者は「市外では買い求めている大手があり、早朝に売り切れていた」と話すが、全般的には軟調。1キロ当たり1000円台前半でも前回取引から100〜200円値を下げた。

 生産を終えた初倉を扱う業者は「生産量は昨年より多いが、売り上げは1〜2割減」とみていた。

(松本利幸)

 袋井・森 茶ピアは1万2737キロ、平均1780円。前回比で数量は12%増、平均14%安。JA森は8926キロで出荷工場がほぼ出そろった。平均は前回比809円安の2946円で買い手によって引き合いはまちまち。

 掛川・小笠 掛川茶市場は4万2737キロ。平均は前回比477円安の2429円。JA遠州夢咲は4万3794キロで前回比29%増だった。

 島田・金谷・川根 JA金谷は1万9990キロ、平均2179円。JA川根は7326キロ、平均4025円。高値は手摘みが9000円、はさみが6800円。

 牧之原 勝間田、坂部、榛原の工場はフル稼働が続いている。

 藤枝 JA藤枝は雨での休みをはさんで取引を再開し、13工場から4522キロが入り最盛期入りした。2000円台半ばの品が多い。コワ葉化が進んだ品は500円ほど値を下げるなど値下げが目立った。

▽静岡茶市場(県内煎茶6万2845キロ、県外煎茶6882キロ。キロ・円)

沼 津  1500  1250

清 水  4800  1800

美 和 11500  1750

藁 科  4200  1700

しづはた 3600  1700

あさはた 4000  1800

玉 川  6000  3000

清 沢  4400  2100

大 川 10000  5500

磐 田  1480  1100

春野 森 4800−

天竜北遠 3400  2500

▽静岡市葵区茶あっせん所(キロ・円)

磐 田  1400前後

勝間田  1600前後

坂 部  1700  1300

榛 原  1700  1100

菊 川  1800  1500

清 水  2200  1900

長 田  1500  1400

小 笠  2000  1350

相 良  1800  1300

▽鹿児島県茶市場(煎茶7万8284キロ。キロ・円)

平均   1607

高値安値 5800   689

 

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