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茶況・茶ばなし

26年ぶり、皇室献上茶 掛川で仕上げ

丹念に手揉みする保存会員ら=掛川市御所原の市生涯学習センターで

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 皇室に県産の手揉(も)み茶を二十六年ぶりに贈る産地に選ばれた掛川市で二十二日、献上茶謹製記念式典があった。世界農業遺産「静岡の茶草場(ちゃぐさば)農法」で栽培された新茶が六時間かけて揉み上げられ、香り高い献上茶が出来上がった。

 同市御所原の市生涯学習センターであった式典には、県茶手揉み保存会をはじめ、農協や市などの関係者百二十人が出席。松井三郎市長が「天皇陛下の退位を翌年に控え、平成の元号では最後となる栄誉ある事業。最高の献上茶に仕上げ、市や県の茶業の飛躍にもつなげたい」と呼びかけた。

 会場には、農法実践域にある四カ所の指定茶園で摘まれた生葉二十五キロが持ち込まれた。県茶手揉み保存会の住田恵朗会長(77)が「日ごろ培った技術の成果を精いっぱい発揮してください」と号令をかけ、和紙を貼った製茶台「焙炉(ほいろ)」十基の上で、三十人の会員が丹念に揉み込んだ。献上茶は五月下旬に宮内庁に届けられる。

(赤野嘉春)

 

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