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茶況・茶ばなし

《茶況》 1キロ2000円台前半多く 静岡新茶

 静岡市葵区の茶問屋街のあっせん所では22日、静岡新茶の売れ足が鈍かった。1キロ当たり2000円台前半の品が多い。前日からの下げ幅は300円ほどで例年より大きかった。県内平野部は生産の最盛期に入り、問屋街に新茶を届けるトラックも目立った。

 需要のある価格帯になってきて、あっせん業者の一部は「これまでよりは買い気が出てきた」と話した。また、大手問屋の仕入れ姿勢が強まったとの見方も出ていた。

 問屋街の静岡茶市場では「山のお茶」の良品が少しずつ売れている。6000円台でも早々売れる品もあった。

 農家からは今季の芽伸び具合について「芽が薄い」「一つの芽でも熟度が異なり、製造が難しい」といった声が聞かれた。

(松本利幸)

 袋井・森 茶ピアは9011キロ。平均は2982円で前日比13%安。JA森は4268キロ、平均4673円。前日比で数量は1・5倍、平均は9%安。

 掛川・小笠 掛川茶市場は2万6558キロ、平均3852円。品質以上に価格差が開き、取引成立に時間を要した。JA遠州夢咲は3万2604キロで価格は7000〜1800円。

 島田・金谷・川根 JA金谷は1万4198キロで平均3409円。JA川根の平均は手摘みが8510円、はさみ摘みが4800円。

 牧之原 坂部と勝間田の複数の共同工場が新茶生産前にJGAP(ジェイギャップ)の認証を得た。安全で衛生的な栽培、製造をするための管理手法で、JAハイナンが取得を呼びかけている。坂部の大型工場「さかぐち」は一つ上の「アジアギャップ」の認証をすでに得ている。

 藤枝 JA藤枝は10工場の2161キロ。買い手の関心は3000円台半ばにある。価格はばらついている。

▽静岡茶市場(県内煎茶2万8146キロ、県外煎茶8009キロ。キロ・円)

清 水  9500  3000

美 和 15000  2400

藁 科  6300  3050

しづはた 8800  3000

あさはた 5000−

玉 川  8500  5000

磐 田  3000  1400

   ◇

高 知  4000  1500

宮 崎  3200  1350

鹿児島  1800  1300

▽静岡市葵区茶あっせん所(キロ・円)

初 倉  2000前後

勝間田  3000前後

坂 部  2600  1500

榛 原  2600  1500

長 田  2500−

清 水  2800−

菊 川  3000前後

小 笠  3500  2500

▽鹿児島県茶市場(煎茶12万9299キロ。キロ・円)

平均   1623

高値安値 4811   638

 

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