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茶況・茶ばなし

静岡茶の祖・聖一国師ゆかり 製粉場の模型展示

展示された「水磨様」の木製模型=静岡市葵区のJR静岡駅北口地下広場で

写真

◆水車活用 臼でひく仕組み

 静岡茶の祖とされる鎌倉時代の高僧聖一国師(しょういちこくし)(一二〇二〜八〇年)が、宋(中国)から伝えたとされる製粉工場の設計図「水磨様(すいまよう)」に基づき静岡市が製作した木製模型が、JR静岡駅北口地下広場「しずチカ情報ポケット」で展示されている。二十四日まで。

 水磨様は国師が持ち帰った巻物「大宋諸山図(だいそうしょざんず)」(重要文化財・京都東福寺所蔵)に描かれていた二階建ての水車の図。茶や麺をつくるため、きねをつき、臼でひいてふるう仕組みになっている。

 木製模型は、五分の一サイズ(高さ一・七メートル、幅一・八メートル、奥行き一・二五メートル)となっている。披露式が十三日にあり、田辺信宏市長が「国師ゆかりの京都、福岡との交流も推進したい」と述べた。

 国師は、同市葵区栃沢に生まれた。宋から持ち帰った茶の種をまいて伝えた。粉ひきなどの文化を日本に広めたとされる。

(松本利幸)

 

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