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茶況・茶ばなし

稼ぐ茶業 島田市が長期的指針発表

 島田市は二日、茶業の長期的な指針を示す第二次市茶業振興基本計画を発表した。茶価の低迷や生産者の高齢化などで業界が苦境に立つ中、「稼ぐ茶業」を掲げ、輸出に活路を見いだす内容となった。

 基本計画はA4判、二十七ページ。二〇一八年度から二五年度までの八年間を対象とし、中間年となる二一年度に見直す。茶業の現状について、食生活の変化によるリーフ茶消費量の減少や、生産者の後継者不足などで「非常に厳しい状況」が続いていると指摘。一方で、海外では日本食ブームの追い風で日本茶が注目され、「これまでにはなかった緑茶の楽しみ方」が広がり始めているとした。

 「稼ぐ茶業」を目指すビジョンとし、八年間の数値目標を設定。有機栽培茶の茶園面積を一五・八四ヘクタールから百二十ヘクタールへ、抹茶の原料の碾茶(てんちゃ)生産量を二十五トンから二百トンへ、島田市内の茶商が取り扱う輸出量を七十七トンから二百トンへ拡大すると定め「海外志向」を明確にした。茶業経営の合理化や茶園集積も進めるとした。

 染谷絹代市長は二日の定例会見で、「有機栽培や抹茶は米国などで需要があり、確かな手応えを感じる。転換が進むように後押ししたい」と話した。

(古池康司)

 

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