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茶況・茶ばなし

巨大な茶道具で茶席 25日、富士で如嶽祭

通常の4倍ほどの大きさの茶道具などを紹介する渡辺栄一さん(左)と鈴木綾子さん=富士市今泉六の福応寺で

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 富士市今泉六の臨済宗福応寺で二十五日、二〇〇四年から途絶えていた茶筅(ちゃせん)・急須供養祭「如嶽祭(にょがくさい)」が十四年ぶりに復活する。境内の塚に使い古した茶道具を奉納し、巨大な茶道具で薄茶を振る舞う「大福(おおぶく)茶」の茶席も設ける。

 地元の茶道同好会「和光会」を中心に一九七五年から開催。会員の高齢化などで休止となったが、和光会の別の茶会が昨年、百五十回の節目に会長の鈴木綾子さん(78)らが大福茶を復活させ好評だった。如嶽祭も復活させようと関係者の意向がまとまった。

 茶席には会が保管する茶わんや、市内の茶専門店「山大園」所有の南部鉄瓶も登場する。実行委員長で山大園社長の渡辺栄一さん(71)によると、鉄瓶は先代社長の父が人間国宝の故鈴木盛久さんに製作を依頼した貴重品という。

 鈴木さんと渡辺さんは「ユニークな催しを機に一人でもお茶の好きな人を増やしたい。富士市の文化として根付いてくれることを期待している」と話す。

 午前十時〜十時半が供養祭。大福茶の茶席券は完売したが見学は可能。(問)山大園=0545(52)2540 

(前田朋子)

 

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