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茶況・茶ばなし

飲み当て最後の思い出 清水両河内中で闘茶会

五つのお茶を飲み比べる生徒ら=静岡市清水区和田島の清水両河内中学校で

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 学校茶園のある静岡市清水区和田島の清水両河内中学校で十三日、お茶の味、香りなどで産地や品種を見分ける卒業記念の「闘茶会」が開かれた。両河内地区には高校がなく、三年生は卒業とともに地元での学生生活を終える。最後の学校行事として、生徒二十二人が飲み当てなどでおいしいお茶を存分に味わった。

 闘茶会は毎年恒例の伝統行事で、学校茶園を支援する地元の茶農家片平豊さん(64)やJAしみずなども参加。今年は卒業生から急須や豆茶わんの寄付があり、その茶道具を使って行われた。

 JAしみずの「濃旨(こいうま)」と、いずれも両河内産の「つゆひかり」、「玉露」、紅茶、学校茶園の茶の五つが用意され、まず生徒はそれぞれを飲み比べ、色や味、香りの特徴をつかんだ。

 その後、運ばれてくるお茶が五つのうちどれかを考えて解答。生徒は「どれだろう」「これは簡単」と味わいながら夢中になった。グラナグ・サラさん(15)は「学校のお茶はよく飲むからすぐ分かった」と話した。

 答え合わせで、海蔵(かいぞう)真さん(15)や大石真由さん(15)ら五人が全問正解し、「お茶名人」として賞状とお茶の景品を受け取った。大石さんは「色でどのお茶か分かった。高校に行っても、地元茶の良さを伝えていきたいと思う」と笑顔を見せた。

 両河内地区の新茶は、静岡茶市場(葵区)の初取引で、毎年、最高値が付くことで知られている。

(福島未来)

 

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