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茶況・茶ばなし

緑茶飲料業界、再成長の要因解説

講演を聞く参加者ら=静岡市葵区で

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 次世代の茶業のあり方を探るセミナー(県茶業会議所主催)が二十六日、静岡市葵区のホテルであった。緑茶飲料業界を取材している日刊経済通信社(東京)記者の稲野結子さん(38)が講演した。

 稲野さんは緑茶飲料業界が低迷期を脱して再成長した要因を解説。復活のカギを「各社が商品の個性を強めて嗜好(しこう)飲料に変えたことでリピーター率が高まった」と指摘した。

 茶産業の今後の課題として、ティーバッグやインスタントといった飲みやすい「簡便性」や、茶の価値を認めて金を払ってもよいと考える人を増やすことを挙げた。「お茶はただと思っている人は多い。価値を提案し、お金を出してもよいという意識を高めていく必要がある」と述べた。

 稲野さんに続いて、会員制交流サイト(SNS)による情報発信に詳しい共同通信デジタル(東京)の杉本英之さん(46)が話した。杉本さんは、商品購入などに影響力がある「インフルエンサー」と呼ばれる積極的なSNSの発信者について「一緒に課題を克服しようと呼び掛けると意欲的に取り組んでくれる。静岡茶のブランド化も外部の力を借りて進めるのがよい」と提案した。

(松本利幸)

 

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