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茶況・茶ばなし

茶業の発展を願う 菊川、小笠保存会 新春初揉み会

伝統的な手法で手揉みをする参加者=菊川市牛渕のJA遠州夢咲茶業研究所で

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 菊川茶の新春初揉(も)み会が五日、菊川市牛渕のJA遠州夢咲茶業研究所で開かれ、地元の手揉み保存会員ら十五人ほどが昨年の一番茶二・五キロを製茶した。

 毎年正月に菊川茶手揉保存会と小笠手もみ製茶技術保存会が茶業の発展を願い、手揉みをしている。

 参加者は冷凍保存していた茶葉を使い、ガスで人肌ほどに温めた焙炉(ほいろ)と呼ばれる製茶台の上で揉みきり、転繰(でんぐ)り、こくりといった伝統的な方法で揉んだ。二時間半ほど作業を繰り返し、擦り合わせて乾燥させた。

 焙炉上に広げてさらに三十〜四十分乾燥させて完成。できあがった手揉み茶は百歳以上の市民二十一人に長寿祝いとして贈る。浅蒸しの手揉み茶は、茶の組織を傷めないためうま味が出るといい、四五度のお湯で入れるのが適している。

 菊川茶手揉保存会の宮城孝雄会長(70)は「いい仕上がりになった。今年の新茶にいい値が付くとありがたい」と、茶価の向上を期待した。

(河野貴子)

 

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