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茶況・茶ばなし

新茶一堂 商い活況 葵区で初取引

三本締めで取引が開始された新茶初取引=静岡市葵区の静岡茶市場で

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 静岡市葵区の静岡茶市場で二十四日、新茶の初取引があった。取引前に茶農家、流通業者ら八百人が手締めをして今季の活況を祈念。最高値は史上最高となる一キロ当たり百八万円の値が付き、幸先良いスタートとなった。

 三月の気温が低めで新芽の伸びは平年より三、四日遅めながら、生育は良好。茶市場の初取引も前年より三日遅かった。二十産地から茶工場で製造した荒茶が入荷した。

 荒茶を仕入れて形を整えたり、ブレンドしたりして煎茶商品にして、全国へ発送する問屋の経営者らが品質を吟味した。売り手と買い手の価格交渉を茶市場社員が仲立ちし、商談がまとまると手合わせの音を響かせた。

 取引数量は前年の二割にあたる約千九百キロで、一キロ当たり平均単価は一・五倍の約七千三百円だった。

そろばんをはじいて商談する新茶初取引=静岡市葵区の静岡茶市場で

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 最高値を付けたのは、富士宮市の茶農家八十人でつくるJA富士宮茶業委員会が産地活性化を目指して、初めて出品した手もみ茶で、地元問屋「富士宮富士山製茶」が購入した。

 機械製造の最高値は静岡市清水区両河内(りょうごうち)茶業会の手摘み茶で八万八千八百円。三十八年連続の一位となった。

 二十五日は掛川、袋井など県内七地区で新茶初取引がある。

(松本利幸)

 

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