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茶況・茶ばなし

茶草場農法の歴史理解 掛川・栄川中生徒が探訪ハイク

禰宜の北田智子さん(左)から参拝の仕方を学ぶ生徒ら=掛川市八坂の事任八幡宮で

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 掛川市栄川中学一年生二十九人が九日、学区内の粟ケ岳(五三二メートル)をハイキングしながら、事任(ことのまま)八幡宮(同市八坂)の歴史や世界農業遺産に登録された東山地区の茶草場農法を学んだ。

 粟ケ岳の麓近くにある事任八幡宮は、千二百十年前に本宮山から遷宮されたと伝わる。事任の意味について、禰宜(ねぎ)の北田智子さん(55)が「願い事が叶(かな)う言霊の社と知られ、清少納言の枕草子にも記されている」と説明した。ご神木の千年スギについてや、参拝は二礼二拍手一礼で行うことも紹介した。生徒は熱心にメモを取ったり、境内を探索した。

 粟ケ岳では中腹の休憩所「東山いっぷく処」の杉山敏志さん(65)から、茶畑周辺で刈り取ったスギやササを畝の間に撒(ま)く茶草場農法が百五十年続けられていることを聞いた。

 「地域探訪ハイク」と銘打ち、地域学を身に付ける総合学習の一環。昼食を持参して学校から往復二十キロ余を、ほぼ歩き通した。落合駿介さん(13)は「ハイクは疲れたけど、東山が自然豊かだとあらためて感じた。自分の住んでいる所に誇りを持ちたい」と話した。

(赤野嘉春)

 

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