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茶況・茶ばなし

家康ならい「茶詰めの儀」 静岡市葵区

◆新茶「本山茶」 茶つぼに詰め秋まで熟成

新茶をつぼに詰める若手農家ら=JR静岡駅北口地下広場で

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 駿府(すんぷ)城に居城した徳川家康がお茶を好んだ故事にならう「茶詰めの儀」が二十七日、静岡市葵区のJR静岡駅北口地下広場であった。

 家康は新茶を茶つぼに詰めて、夏も涼しい井川大日(だいにち)峠(葵区)で熟成させ、秋になると城に運ばせて茶会を開いたと伝えられている。

 こうした歴史や貯蔵、熟成によって香りと味を深める地元の本山(ほんやま)茶の良さを紹介しようと、茶業関係団体でつくる駿府本山お茶まつり委員会が毎年催している。

 茶詰めの儀では、若手農家が煎茶道家の指導で新茶を和紙に小分けして丁寧に包み、つぼに詰めていった。

 新茶は秋まで井川大日峠の「お茶蔵」で保管される。十月二十二日に家康が眠る久能山東照宮(駿河区)で茶つぼの封を切る「口切りの儀」を催し、奉納する。市民にも熟成茶のまろやかさを味わってもらう。十一月四、五両日に、駿府城公園紅葉山庭園(葵区)で開かれる「秋のお茶まつり」でも楽しめる。

(松本利幸)

 

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