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茶況・茶ばなし

葵区で水くみの儀 聖一国師ゆかり「博多」へ

 鎌倉時代の高僧聖一国師(しょういちこくし)ゆかりの「博多祇園山笠」に届ける水をくむ儀式が七日、静岡市葵区大川地区にある生家の米沢家であり、白装束の住民代表四人が庭の水をひしゃくですくい取った。

 国師が開いた福岡市博多区の承天寺や京都市の東福寺に関わる僧侶ら五人が読経。聖一国師顕彰会(会長・酒井公夫静岡商工会議所会頭)の住民や茶業者ら七十人が見守った。水をくんだ出雲敏雄さん(66)は「参加者が以前より増えた。元気な地域にするきっかけにしたい」と話した。

 博多祇園山笠は約七百八十年前、博多で国師が祈祷(きとう)した水をまいて疫病を鎮めたことに感謝して始まったとされる。毎年七月一〜十五日に開かれ、山車のひき手に市民が勢(きよ)い水をかける。最終日の十五日にひき手らが承天寺にあいさつに来るため、静岡からも出向き勢い水をかける。

 国師は静岡茶の祖ともいわれている。この交流は二〇〇九年に静岡空港が開港し、静岡−福岡線が就航したのをきっかけに始まった。

(松本利幸)

 

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