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茶況・茶ばなし

掛川舞台に芸術の祭典 茶エンナーレ開幕

珍しい茶わんで抹茶が楽しめる茶会=掛川市の二の丸茶室で

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 掛川市全域を舞台にした地域芸術祭「茶エンナーレ」(同実行委主催、中日新聞東海本社後援)が二十一日、同市掛川にある大日本報徳社での開会式を最初に三十日間の会期で始まった。あいにくの雨で屋内イベント中心となったが、現代アートの作品発表や茶文化を紹介する催しが繰り広げられた。

 開会式で松井三郎市長が「見慣れた茶畑や街並みが作品と融合して新たな魅力で輝く」とアピール。大木敏行実行委員長が「市民と一緒に考えて、楽しみながら、未来につながる芸術祭にしていきたい」と述べ、成功を願ってお茶で乾杯した。

 掛川城御殿には、フォトグラフのような絵画や遺伝子をテーマにしたインスタレーションなど、現代アート作品がそろう。島田市出身の増田将大さん(25)は、十六畳の和室を撮った画像を何層も重ねた絵画を展示。「時間のズレを体感し、未来を考えるきっかけにしてほしい」と狙いを語った。

成功を願ってお茶で乾杯する松井三郎市長(左から2人目)ら=掛川市の大日本報徳社で

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 隣接する二の丸茶室では、掛川市と姉妹都市提携する米国や韓国などの陶芸作家の茶わんを使って抹茶が振る舞われた。表千家指導者で日本茶インストラクターの粂田房江さん(66)は「特産の深蒸し茶だけでなく、掛川産のおいしい抹茶も知ってほしい」と話した。

 作品や体験などの催しはホームページで紹介。週末と祝日は無料周遊バスが運行する。問い合わせは実行委事務局(市文化振興課)=電0537(21)1126=へ。

(赤野嘉春)

 

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