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茶況・茶ばなし

富士山頂熟成茶 深い味 富士宮5工房の味 詰め合わせ完成

◆来月開館 世界遺産センターで販売予定

「天空」の完成を須藤秀忠・富士宮市長(左から3人目)に報告する各茶園の代表者=富士宮市内で

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 富士宮市内で茶園の経営と茶葉の販売を手掛ける五工房が協力した「富士山頂熟成茶 天空」が完成し、お披露目が行われた。五つの異なる味を一つのパッケージに詰め合わせた各工房の自信作。来月二十三日に開館する県富士山世界遺産センター(同市宮町)の売店でも販売予定だ。

 協力したのは「富士園」「お茶のやま文」「渡辺製茶」「佐野製茶工場」「ヤマタカ櫻井(さくらい)製茶」。煎茶道・黄檗弘風(おうばくこうふう)流の教室を通じて交流のある女性らが中心になって企画し、三年かけて実現した。

 それぞれの店が一押しの商品を五キロずつ茶箱に入れ、七月十日の富士山山開きに合わせて山頂の山小屋「頂上館」に運び、熟成させた。九月十日の閉山日にそれぞれ一キロを麓に下ろし、十グラムずつ、店の屋号入りの真空パックに詰めた。

5工房の茶葉を熟成させた「天空」

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 茶葉は「やぶきた」「さえみどり」などバラエティーに富み、入れたときの水色もまちまちだが、「天然の冷蔵庫」と呼ばれる山頂で熟成したことで、どの茶も深みと飲みごたえが増し、まろやかな味わいが加わったという。残りの四キロずつは現在も山頂で熟成中で、来年の開山日にも提供する予定という。

 「天空」は五パック一セットで千五百円(税抜き)。セット販売は世界遺産センターのみを予定しているが、各園の熟成茶はそれぞれの店舗で購入できる。

(前田朋子)

 

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