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サッカーしずおかジュビロ新鮮力 MF田口泰士(26)今季、トップ5入りを目標に掲げたジュビロ磐田。このミッションを達成するために欠かせないのが、完全移籍などで加わった「新鮮力」の6選手。新天地で輝き、チームを上昇気流に乗せることができるか。希望に燃える6選手を紹介する。 ◆中盤の要 ゲームつくる
中盤の肝といわれる守備的MFのポジションで、レギュラーだったMF川辺駿(22)が広島に復帰、控えの上田康太(31)はJ2岡山に移籍した。その穴を埋め、さらにチーム力を向上させるのが、名古屋から完全移籍したMF田口泰士(26)の役割だ。 流通経済大柏高では全国高校選手権優勝などを経験。2009年に名古屋に入団。主に守備的MFで活躍、昨年はJ2で9得点をマークした。幼少のころからあこがれの存在だった磐田の服部年宏強化本部長と名波浩監督からオファーを受けて、自身初の移籍を決断した。田口は「ゲームを組み立てるところやパスの部分を見てほしい」とアピールしている。 名波監督は昨年のチームデータを分析。味方がボールを失い、相手ボールになった瞬間、味方選手の反応が遅いことに気がついた。「選手の危機管理、読みの部分が劣っている」。そう痛感した指揮官は、かねて意中の選手だった田口の獲得に動いた。 19日の磐田の紅白戦。攻守が火花を散らす中盤で、存在感を示したのが、田口だ。相手の動きを読み、単独でバシッとボールを奪うことができた。名波監督も目を細める。「田口は狙いをもってインターセプトができる」 田口は「僕がもっと成長するためには、運動量をもっと増やし攻守の切り替えで貢献することが大事」と前を向く。 (川住貴) PR情報 |
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