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サッカーしずおか

走り続けた19年間 清水・市川さんが引退試合

◆静岡市のIAIスタジアム日本平で

後半終了間際のアディショナルタイムに、ゴール前でシュートを決める市川大祐さん=静岡市清水区のIAIスタジアム日本平で

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 静岡市清水区出身でサッカーの日本代表やJ1清水エスパルス選手として活躍した市川大祐さん(37)の引退試合が八日、同区のIAIスタジアム日本平であった。引退試合は、日本代表経験者やエスパルスのチームメートらが駆け付けた夢のドリームマッチ。市川さんの有終の美に華を添えた。

 現役時代に関わったエスパルスのチームメートらでつくる「エスパルス オール スターズ」と、一九九八年と二〇〇二年のワールドカップ(W杯)日本代表選手で構成する「ジャパン オール スターズ」が対戦。市川さんは前半をエスパルスチームで、後半をジャパンチームでプレーした。

 市川さんは前半から積極的に攻め、両チームの計5ゴールのうち、4ゴールを自らで決めるなど大活躍。試合終了間際の後半アディショナルタイムにもシュートを決め、2−3でジャパンチームを勝利へと導き、雨の中集まった一万一千人以上のサポーターを沸かせた。

(沢井秀之)

◆ファンや仲間に感謝

試合終了後、市川大祐さんは雨の中集まった多くのサポーターに笑顔を見せた=静岡市清水区のIAIスタジアム日本平で

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 一九九八年に、史上最年少の十七歳三百二十二日で日本代表候補入りを果たした市川大祐さん。「素晴らしい選手たちとサッカーができた。夢のような最高の時間だった」と試合を振り返った。

 市川さんは、清水エスパルスに九八〜二〇一〇年に所属。〇二年にはワールドカップ(W杯)日韓大会に出場した。その後、J2、J3などのチームを渡り歩き、一六年に引退した。

 引退試合を控えた一七年十二月二十日には、右足の肉離れを起こした。「現役時代はけがと向き合う時間が長かった。けがで悩みながらピッチに立つのは自分らしいと思った」と苦笑した。

 試合直前まで不安は大きかった。それでも、スタジアムで岡田武史元日本代表監督ら懐かしのメンバーと顔を合わせると「やれそうだ」と思えた。けがをこらえて九十分をプレーし、観客を魅了した。引退セレモニーでは集まった観客を前に、選手生活を「高校三年から十九年間走り続けてきた」と総括した。

 現在は、清水の子供向けサッカースクールで指導者を務める。「J1〜3など五つのカテゴリーでプレーしたことは僕の誇り。今後もサッカーと真摯(しんし)に向き合い、日々成長できるように前に進んでいきたい」と誓った。

 

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