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サッカーしずおか

J3最終戦 沼津は優勝逃し3位

◆1年目から上位争い、来季へ生かす

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 サッカーJ3のアスルクラロ沼津は三日、沼津市足高の愛鷹広域公園多目的競技場で栃木SCとの今季最終戦に臨み、1−1で引き分けた。最終成績は十六勝五敗十一分けの勝ち点59でリーグ三位となり、J3昇格一年目での優勝はかなわなかった。

 最終戦を前に沼津と勝ち点58で並んでいたブラウブリッツ秋田がガイナーレ鳥取に3−0で勝ち、J3優勝を果たした。秋田はJ2ライセンスがないため来季のJ2昇格はならず、勝ち点60で二位の栃木はJ2昇格を決めた。

 栃木との直接対決で勝てば優勝だった沼津は前半7分、右サイドからのクロスボールに飛び込んだFW薗田卓馬選手がヘディングでゴールを決め、貴重な先制点を挙げた。その後は一進一退の攻防が続いたが、GK大西勝伍選手の好セーブが光り、前半を1−0で折り返した。

 だが、後半は決定機をつくれず苦しい展開。32分に相手の猛攻で同点に追いつかれた。沼津はアディショナルタイムに相手ゴール前で好機をつくるが、相手の固い守備を崩しきれなかった。

 吉田謙監督は試合後、「全員がゴールに向かう姿勢を貫いてリーグ一位の得点をマークできたが、重要な試合で勝ちきれなかった」と今季の収穫と課題を振り返った。DF尾崎瑛一郎主将は「悔しい思いを今後のサッカーに生かし、来年こそ優勝してJ2昇格につなげたい」とさらなる飛躍を誓った。 

◆今季最多の8649人来場

 互いに勝てばJ3優勝が決まる沼津と栃木の大一番だけに、今季の沼津のホーム戦で最多となる八千六百四十九人が来場。沼津の青いユニホームをまとったサポーターたちは試合後、昇格一年目から優勝争いを繰り広げた選手たちに「ここまで連れてきてくれてありがとう」とエールを送り、健闘をたたえた。

 裾野市の会社員平岩端(はじめ)さん(48)は「試合内容はとても良かったので、今後につながると思う。目の前で栃木がJ2昇格を決めた悔しさを力にして、来年も応援を頑張る」と意気込んだ。

 沼津が再来年J2に上がるには、ホームスタジアムの愛鷹広域公園多目的競技場を改修し、J2ライセンスを取得する必要がある。今季のホーム戦を全試合観戦した沼津市の主婦幸野(こうの)美樹さん(52)は「最終戦は選手はいつも以上に力が入っていた。モチベーションを上げるためにも、何とか改修を実現してほしい」と願った。

(杉原雄介)

 

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