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ドラゴンズ鈴木翔太

キャンプ報告 勝負の年 投げ込む

◆沖縄で2300球 「ドラ1」証明へ

ブルペンで投げ込む鈴木翔太投手=沖縄県読谷球場で

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 約2300。鈴木翔太投手(20)=浜松市浜北区出身=が、沖縄キャンプで投げ込んだ球数だ。休みを除いて毎日投げ込んだとすると、一日90球ほど。他の投手に比べても多い。二十九日のキャンプ最終日も、フォームを確認しながら90球投げた。「自分が納得できるまで投げ込めたのは収穫」。顔には充実感がにじむ。

 背水の陣の思いで沖縄に来た。昨季は二軍の開幕戦で、打球が左膝に当たって骨折する不運に見舞われた。一軍では2試合に投げただけ。二軍でも12試合に登板したが、1勝6敗と振るわなかった。

 甲子園優勝左腕の小笠原慎之介投手(18)=東海大相模高卒=が中日に入団するなど、才能のある新人が次々と現れるプロの世界。焦りが鈴木投手を駆り立てる。オーバーワークとされる200球を投げ込んだ日もあった。「自分に厳しい練習を課している。疲れてきても、さらに自分を追い込んでいます」

 「高校生の延長だったのが、精神面でプロらしくなった」と話すのは、プロ野球でプレーした経験があり、鈴木投手の浜松時代に指導した高岸佳宏さん(58)=浜松市中区。鈴木投手と浜松で会うときは野球の話をしないのが常だったが、今冬は肩甲骨の使い方など、積極的に話し掛けられたという。二十五日の二軍練習試合で登板の機会はなかったが、鈴木投手は中日ファンに交じって試合を観戦。先輩の投球を観察し、貪欲に自分の成長につながるきっかけをつかもうとする姿があった。

 昨年十二月二十三日に、短文投稿サイト「ツイッター」に「来年は三年目になり勝負の年だと思って頑張ります」とつづった。「今季は結果を残す。初勝利です」。キャンプで体を追い込み、精神面でも成長した背番号「18」が、ドラフト一位の証明を始める。

(高橋貴仁)

 

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