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静岡けいざい

指鳴らし画面切り替え 浜松のクリップソフト

◆プレゼン印象的に アプリ開発

指を鳴らす音で電子文書のページや表示する画像を切り替えられるアプリを入れた端末=浜松市中区で

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 ソフトウエア受託開発のクリップソフト(浜松市中区)が、携帯端末に表示した電子文書(PDFファイル)のページを“指パッチン”でめくることができるユニークなアプリ「Cool Snapper(クールスナッパー)」を開発した。企画提案や発表の場で注目を集められるほか、画像を利用した手品などもできる。自社の技術や発想力をPRする製品として売り込む。

 アプリは、端末に備わるマイクで指を鳴らす音を検知して文書のページを切り替えるシンプルな仕組み。端末をプロジェクターにつないで文書をスクリーンに映し、プレゼンで強調したいページに来たら「パッチン」で切り替える、といった使い方ができる。

 米アップル社のiPhone(アイフォーン)やiPad(アイパッド)に対応。距離センサーを内蔵するアイフォーンは、画面近くに手をかざしてもページを切り替えられる。画面に映したトランプのカードを手で覆い隠している間に、次のページにある別の絵柄のカードに変えるといった手品ができる。

 クリップソフトは一九九五年に創業。従業員は二十八人で、主に音響機器や車載メーターのメーカーから制御プログラムやアプリ開発を受託してきた。景気や受注動向に左右されない、新たな事業の柱を目指して自社製品の開発に着手し、第一弾としてクールスナッパーを製品化した。

 企画と開発を担ったのは社員の磯部拓海さん(27)。浜松地域イノベーション推進機構が二〇一六年に開いた「はままつ自社製品開発スクール」に参加し、製品の構想を練った。

アプリを開発した磯部拓海さん

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 中学時代から「ディアボロ」というこまを使ったジャグリングが趣味で「人を楽しませることが好き」。自らもワクワクするようなアプリを目指したといい、「人を驚かせたい、かっこいい発表をしたいという人に利用してもらいたい」と期待する。

 山本進社長は「アプリの販売を通じて、クリップソフトという会社のPRにもつなげたい」と話し、今後も新しい自社製品の開発に力を入れる考えだ。

 クールスナッパーは、アップルのアプリ販売サイト「App Store」から四百八十円で入手できる。

(西山輝一)

 

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